様々な役割には、生活に必要な様々な分野があり、それぞれの分野を好きな人たちが、楽しみながら好きなことをしていくことで、小さな村の人たちの生活に必要なものが満たされていく仕組みをつくっていきたいとおもっています。
いずれは、収穫物や製作物などとの交換を労働の対価とする、新たな仕組みづくりもしていきたいとおもっています。
各々の役割を担う方々が、ひとつひとつに真心を込めてつくることのできる環境を整えることが、今必要とされていることだと感じています。
つかい手がその真心を感じとり、喜んでもらい、大切に扱ってくれたとき、つくり手は本当の意味での喜びを感じ、それがやりがいへと繋がっていくのではないでしょうか。
また、地球の環境にとっても、私たちの健康にとっても良いことが、自然を守るために大切なことだと感じています。
なので、各々が環境や健康に配慮したやり方を取り入れていくことにより、自然の遺る未来へと繋げていくことができるようになると感じております。
ここですべては書き切れませんが、これから挙げる例の他にも日々の生活に必要とされる役割はたくさんあります。
【衣】について
衣は、綿花や亜麻などを育て、糸を紡ぎ、布地を織り、オーガニックコットンやオーガニックリネンなどの衣服をつくることで、静電気などの発生を抑え、肌の敏感な子供でも安心して暮らせる環境をつくりたいとおもっています。
そのためには
・綿花や亜麻などを育てる方々
・糸を紡ぎ布地を織る方々
・衣服をつくる方々
これらの役割を担う方々が必要となります。
【住】について
住は、いずれ土に還る資材を基本とし、建材には地域の間伐材などを無垢材として用い、壁には漆喰などを用いることで、化学物質過敏症の子供でも安心して暮らせる環境をつくりたいとおもっています。
そのためには
・人が手を入れた山々で間伐や植樹などを行い管理する方々
・切り出した間伐材などを建材などに加工する方々
・自然素材を用いて家を建てる方々
これらの役割を担う方々が必要となります。