さきいか?!

さて、これはなんでしょう?

1. さきいか

2. かきあげ

3. こなご

 

正解は、4の「切り干し大根」でした。

 

昨年、根雪になる直前の大根を一本抜いてきて、つくっておいた切り干し大根です。

 

収穫した大根は、そのまま食べてもフレッシュで優しい味がして美味しかったのですが、保存用にと切り干し大根もつくってみました。

 

包丁でチョーテキトーに短冊型に切っていき、妻の梅干し用のザルをお借りして、並べていきました。

 

並べているそばから、息子が短冊型にした大根を手でつまんで、ムシャムシャと食べはじめ、「ん、おいしい!」と言っていました。

 

今まで生の大根を一度も食べたことのない息子からの、職人冥利につきるメッセージでした。ありがとうございます。

 

本当は天日干ししたいところだったのですが、外は雪が降っていて、うちはベランダのないアパート暮らしということもあり、窓際のカラーボックスの上に置いて、数日間干しておきました。

 

そして出来上がった切り干し大根を使って、切り干し大根のみのお味噌汁を妻につくってもらったのですが、なんとも癖がなく、優しい味がして、とても美味しくいただきました。

 

 

北海道は雪の積もっている時期が長いので、昔、まだ流通が発達していなかった頃は、様々な知恵で冬を乗り越えてきたそうです。

 

そのような先人の知恵を学ぶことは、これからを生き抜いていく上で、私たちが本当の意味で子供たちに受け継いでいくことが必要な、とても大切なことのように思います。

 

 

いつもどうもありがとうございます。

 

 

 

 

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コメント: 2
  • #1

    のりにゃ (火曜日, 10 4月 2012 09:01)

    大根の葉はどのように食べたのですか?

  • #2

    wagounomori1 (水曜日, 11 4月 2012 10:07)

    のりにゃさん、いつもどうもありがとうございます。
    採りたての大根葉は、お味噌汁の具にすると、すごく美味しくいただけます。
    あとは、干して乾燥させたり、冷凍庫のある今であれば、さっとお湯に通してから冷凍したりして保存しておくこともできます。
    昔、冬の北海道では、この保存しておいた大根葉を、お味噌汁やお鍋の具として使っていたそうですよ。
    ただし、無農薬のものにしておいてください。
    体の弱っている方や、妊婦さん、小さいお子さんには特に。
    無農薬のもの(欲を言えば更に無肥料で育てられたもの)であれば、実だけでなく葉や皮まで、すべて丸ごと食べられます。
    南 直人

和合の杜

〒071-1423

北海道上川郡東川町

東町2丁目10番30号

 

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