先日から、3種類のお米の発芽試験を行っています。
6穴1品種で、1穴に5粒ずつ種降ろししてあります。
(奥6穴)無農薬無肥料オルガランド米(玄米)
(真ん中6穴)無農薬ゆきひかり(玄米)
(手前6穴)無農薬無肥料ななつぼし(種籾)
今年から田んぼを始めるにあたり、我が家にはハウスがないので、苗代をつくり、育苗する予定です。
今回は、そのための発芽試験でもあります。
苗代育苗は、私が数年前からお世話になっている、東旭川で仲間と共同で手植え天日干しの米作りをしている方が実際にやってらっしゃるもので、この地域の農家さんでされてらっしゃる方は、たぶんいないのではないでしょうか。
この方のおかげで、ハウスを持たない私にも、お米をつくれる可能性を見い出すことができました。本当にありがたく感じております。
私がハウスを持たない理由には、もちろん農地の条件的なものもありますが、ビニールは消耗品なので、数年ごとに張り替えなければならなく、また強風や大雪に見舞われた場合は、立て替えの時期が早まることもあります。
そのため、維持していくのにお金もかかります。
そして何より、石油系のものを可能な限り使わずに、農を営みたいという想いがあります。
人が手を加えた石油系のものが土に入るというのは、自然界ではありえないことです。
地球で暮らす私たちは、誰一人例外なく、地球から出来ています。
そして私は、人が手を加えた石油系のもの(添加物などの化学物質)を体内に入れると、体がアレルギー反応を起こし、ひどいときには発作が起きます。
すべての人がこのような反応を起こす訳ではないので、確かになんともない人がいることも事実です。
でも、アレルギー反応を起こす人がいることも事実なのです。
なので、どちらもその人にとっての真実であり、どちらも否定することはできないのです。
最近、土に触れれば触れるほど、土も私たちの体と一緒なんじゃないかと思うようになってきました。
うまく説明はできないのですが、そのように感じています。
石油系のものは、ほとんどが外部からの供給によりまかなわれているという現実もあり、そこに乗っかると、すべてがそこに左右されてしまい、安定が図れなくなってしまう可能性が出てきます。
また、役目を終えたビニールは、過去には産業廃棄物として山に埋められていたこともあるようです。
子供たちが大人になったとき、
きれいな山だなぁとお散歩をしていて、何か足にぶつかったものがあると思ったら、数十年前のビニール片が土から顔を出していた。なんてこともあるかもしれません。
「僕たちが子供の頃に、大人たちはいったい何をして、なぜこんなものを残していってくれたんだろう?」
そんな風に思われることは、誰にだってつらいことではないでしょうか。
最近は、そのようなビニールもリサイクルされるようになり、以前よりは良くなってきているようですが、過去に埋められたものはそのままになっていると思います。
そう言いつつ、今年の苗代づくりは、初めてということもあり、保温のためにビニールを使おうかとも思っておりまして、その辺の葛藤が歯がゆい今日この頃でした。。
いつもどうもありがとうございます。
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